【岩手畜産流通センター・食肉処理加工工場】は、労働環境と生産性の向上を目的に、厳しい管理基準(HACCP/Hazard Analysis and Critical Control Point)を導入し完成した、最新鋭の施設です。工場は外部環境から完全に隔離するクローズドシステムとなっており、生体の搬入から製品の出荷、残滓の処理に工程別に施設区域を設置。生体繋留と解体処理を行う非洗浄区域[ダーティゾーン]と、枝肉の整形および副生物を製品化する洗浄区域[クリーンゾーン]とに明確に区分けされ、徹底したワンウェイの動線管理により、空気・物・人の流れによる汚染を完全に防ぐ構造となっています。

【衛生管理体制】

作業員は、専用通路に設置している手・指のノータッチ洗浄システム、アルコール消毒装置などで常に清潔を保って入室します。また、作業室の壁面は抗菌パネルを使用、空調および流気は強制換気方式によりバリア性を保持し、使用する機械器具の殺菌はもちろん施設全体の除菌や洗浄などに至るまで、徹底した衛生管理を行っています。

【と畜処理情報管理システム】

生体受付・生体検査はHTT入力、内蔵類および枝肉検査は、牛は音声入力、豚は無線による端末入力、枝肉計量はコンピュータ処理による一貫した情報管理システムを導入しています。内蔵類の加工指示および製品出荷出来高情報も、管理棟と作業現場はシステム化されています。

【BSE対策】

と畜時に、危険部位はすべて除去・焼却されます。また、厳しいBSE検査で安全が確認され、陰性とされたものだけが出荷されます。

【トレーサビリティ】

牛1頭の出生から肥育〜処理〜流通に至る流れなど、消費者が精肉の情報をパソコンなどでチェックできる家畜個体認識情報システム(トレーサビリティ)に取り組んでいます。

【ISO9001:2000品質管理システム】

いわちくの牛肉・豚肉製造システムは、ISO9001:2000品質管理システムの認証を受けました。





肉牛部分肉処理加工施設

枝肉吊り下げ除骨システム
各部位の移動回数が少なくなり、雑菌の付着が減少。持ち運ぶこともないので、
作業の軽減などのメリットがあります。


大割処理

かた部位除骨

ともばら分離・背骨へ丸ノコ入れ

もも部位除骨


肉豚部分肉処理加工施設

ワンウェイコンベアシステム
カットラインはワンウェイコンベアにより枝肉の分割からすべて一定の速度で
処理されます。衛生管理・品質維持・生産性の向上などのメリットがあります。


ワンウェイコンベア

大割・搬送システム

ロース部位除骨

第2カットライン




SPECIFICATIONS
【工場設備能力】
第一食肉処理場(牛)
■工場延床面積/3,722.09平方メートル
■処理能力/130頭
■繋留施設収容能力/130頭
■枝肉収容能力/130頭/日
肉牛部分肉処理加工施設
■工場延床面積/2,713.65平方メートル
■部分肉処理工場/100頭/日
■保管能力/枝肉420頭・部分肉54t
第三食肉処理場
■工場延床面積/504.60平方メートル
■処理能力/30頭/日(牛換算)


第二食肉処理場(豚)
■工場延床面積/4,039.04平方メートル
■処理能力/1,200頭/日
■繋留施設収容能力/1,000頭
■枝肉収容能力/1,200頭/日
肉豚部分肉処理加工施設
■工場延床面積/2,998.87平方メートル
■部分肉処理工場/1,200頭/日
■保管能力/枝肉1,900頭・部分肉123t

 

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